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JT453 三つ桐透鐔
無銘:二代林重光作
鉄地長丸形 丸耳 江戸初期
76.4mm×72.9mm×耳4.7mm(切羽台5.2mm)
上製桐箱入落込済
「林・神吉」(伊藤満著)所載
¥480,000
Shigemitsu Hayashi the 2nd. Design of paulownias.
Early Edo period
Published in "WORKS OF HAYASHI・KAMIYOSHI" by Mitsuru Ito.
「林・神吉」の解説には、「やや肉の付いた透かしと平地や鉄質、耳の丸さは重光の感覚である。即興的であり、透かし際に鏨の跡を残していて力強い。桐の葉脈は在銘の作品と調子が同じである。動きのある透かしは、いつまで見ていても飽きることがない。」とあります。
明るく輝きのある鉄は林独特であり、このような即興的な透かしは林家の中では重光だけの感覚です。透かしも保存状態も申し分なく、重光の傑出した作品です。
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