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JM1 浮立面
江戸初期 17C
238mm×137mm ×89mm
「MASKS-仮の面」展覧会図録130ページ所載
時代桐箱入 木札風呂敷付
¥500,000
Mask Furyu
Early Edo period (17C)
2010年に千葉市美術館と足利市立美術館で開催された「MASKS-仮の面」展覧会図録の解説には、『「面浮立」と呼ばれる鬼面による芸能は、現在の佐賀県西南部地域を中心に行われている舞で、邪悪なものを祓い豊穣や平穏を祈念する意味があったと考えられてる。短い角、睨むような目、横に広い鼻、大きく開けた口に外向きの牙があり、舌を大きく見せるように表すのが基本的な表情である。本面は状態もよく、彫・塗共に優れて洗練された技量の感じられる華麗な作例である。』とあります。
これは古くて優れた浮立面であるばかりか、目尻の下がった表情は朝鮮半島の面の影響を思わせ、文禄慶長の役に連れてこられた朝鮮の人々との関係が窺われる貴重な資料でもあります。
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